- 黒焼花粉とは?
- 杉の雄花を花粉が飛散する直前に、丁寧に摘み取り黒焼きにしたものです。
空気を遮断して焙煎することを黒焼きと言います。
空気に触れながら炭化する魚や肉など の黒こげとは、全く状況が異なり異質なものです。
備長炭や竹炭なども黒焼きの分野に入ります。
一部のスギ産地では、手作りした黒焼きを食することにより、春先の健康維持に役立てられております。 - スギ花粉採取
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時 期
採集方法毎年、1月から2月にかけて、雄花が充実し、丸まって膨れてきます。
これを花粉が飛散する直前に採集し、 丁寧に手で摘み取ったものです。 (花粉が飛散した後のものはダメです)
採集した後でも時間が経ち品質が劣化したものは使用できません。
<膨れたスギ雄花> - 黒焼花粉の製造
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一切の空気を遮断した状態で高温加熱し、高品質の黒焼きに仕上げております。
高品質の黒焼きは、温度や時間など、微妙な条件により品質が変化するために一日ほんの僅かな量しか 作ることができません。
<高品質の黒焼花粉> - 高品質の黒焼花粉
- 香り残さず・焼きすぎず
- 1.雄花の姿がそのままの状態を保ち、光沢があるもの。
- 2.触れてもすぐには崩れない状態のもの。(焼きすぎのものは、もろく崩れやすい)
- 3.スギ本来の香りがしなくなっているもの。
- *高品質の黒焼花粉を製造する際、最も大切なことは、適切な時期の花粉(雄花)を使用することです。
また、採集後に於いても保存状態が悪く、品質劣化した原料からは、絶対に品質の良い黒焼花粉はできません。
- 1.雄花の姿がそのままの状態を保ち、光沢があるもの。
- 黒焼花粉のお召上がり方
- 1日、1~3g程度を目安に数回に分けて、かみ砕いて飲んでみてください。
綺麗に炭化されていますので、 苦味はほとんどありません。かみ砕いた後、水などと共にお飲みいただいてもかまいません。
(最初は、1日1g位から始めていただき、状況により増量なさって見てください)
計量の参考として、綺麗に炭化した花粉(スギ雄花)は、とても軽くなっております。
大体の目安として、ティースプーンかるく1杯で約0.5gに相当します。
開始時期 | スギ花粉の飛散が始まる2~3ケ月前より、始めるのが良いようです。 シーズン途中から始めた方でも、良い結果が得られております。 早い時期から少量を飲まれている方の場合、シーズン中も量を増やさなくても良いという例が多い様です。 |
期間 | スギ花粉飛散シーズン中はもちろんのこと、シーズン外におきましても1/2~1/3程度の少量を続けることにより 本当の健康維持を得られる様になると言われております。 1年~2年間継続するのが良いようですが、最も良い期間に付きましては、現在研究調査中です。 |
黒焼花粉の保存 | 完璧に黒焼加工されたものは、長期間品質が安定しております。 直射日光や水分を避けて、一般的な常温保存により少なくとも2年間は保存可能です。<正確な保存期間等に付いては、現在調査中です> |
- 黒焼花粉の安全性確認
- 杉花粉利用商品の問題から「黒焼き花粉」も同様に杉花粉原材料と言うことで花粉食品のアレルゲン物質と同じように危険ではないかと言われることがありました。しかし、黒焼きについては、花粉自体が全て炭化されているためにアレルゲン物質は残ることが無く、危険性は無く花粉症改善のお話はあるモノの体調の異常を訴える方はいません。黒焼きをそのまま食べるというのは、なかなか抵抗感があり、あまりおいしいモノではないということで、少しでも食べやすくするために色々な加工食品に添加する方向で商品開発が
進められています。そこで、黒焼花粉を添加物として扱うために改めて安全性の確認が行われました。現在、開発元のアイティケイより移譲した総発売元キョウワコーポレーションからアレルゲン物質の測定を「東京環境アレルギー研究所」にお願いし、
黒焼花粉内の杉花粉アレルゲン(Cry j 1)の料を測定し、検出感度未満という報告を受けました。黒焼花粉の安全性を再確認できたことで、もっと多くの方にご利用いただけると幸いです。