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広島牡蠣(かき)

広島牡蠣(かき)
広島名物といえば、お好み焼きにもみじ饅頭、そして"かき"です。
牡蠣は海のミルクとも呼ばれ、味がまろやかで高価な食材です。  
牡蠣には豊富な栄養素が含まれ、肝機能を強化する働きや貧血症に悩む方に適した食材です。  
一方で、この牡蠣が冬場に発生する食中毒の中で最もウイルス性食中毒を発症する可能性が高い食材でもあります。  
実際に生牡蠣による食中毒が”R”がつく月しか食べれないと言われる冬場に多く発生します。  
この理由は、冬の季節になると生牡蠣の出荷が盛んになり、市場には多くの生牡蠣が出まわるようになります。  
食中毒を起こす可能性を持つ食材は牡蠣に限らず貝類、特に二枚貝に多いのですが、牡蠣の場合は生で食する習慣があることが 食中毒の発症率を高めているひとつの要因です。  
海水がノロウイルスに汚染さると、その汚染された海水に貝類は常にさらされていることになります。  
牡蠣の場合は、汚染された海水が腸管を通り内蔵部分に蓄積し、蓄積したウイルスは増殖せずに徐々に濃縮されていきます。  
こうして濃縮されたノロウイルスを持つ牡蠣を火を通す事なく生で食事した場合に、ノロウイルスは人間の小腸内に侵入し活動を始めます。  
生牡蠣食中毒を発症する原因は、ウイルスが濃縮した牡蠣を生で食べる事が最大の要因です。  
しかし生牡蠣を食べた全ての人が食中毒症状を起こすという訳ではもちろんありません。  
実際に牡蠣は冬場の季節食材として多くの人に食べられていますが、食中毒症状を発症するのはごく稀なケースなのです。  
尚、生牡蠣にあたった場合は嘔吐や下痢などのノロウイルス感染症の独特の症状が現れ激しい腹痛が襲ってきます。  
ノロウイルスの潜伏期間は短く1日で食中毒症状を発症するケースもある為、 前日の夜の食事で食べた牡蠣が原因で翌日の朝から食中毒症状を起こす事も十分にありえます。  
それでも生で食したい場合は内臓系に多くのウイルスが混入している可能性があることから、内蔵を食べないようにする対応をすると良いでしょう。
・ウイルスの不活性化
牡蠣を食べる際の調理のポイントは加熱と加熱時間です。
牡蠣の中心温度が85度以上になった状態から1分間以上の加熱を行うことでノロウイルスの活動は不活化すると言われております。
生牡蠣の内部に蓄積したノロウイルスは熱に強い耐性を持っており、ウイルスを駆除するには不活化する温度までしっかりと加熱を続けることが大切です。
具体的な方法として、沸騰したお湯で1~2分煮るか、フライなら180度の油で4分以上の加熱することです。
  
厳選した広島かきから大粒の物だけを選び、風味豊かなオイル漬けに仕上げました。
しっかりとした食感、凝縮された風味をお楽しみください。
広島県産の牡蠣を使ったオイル漬は、濃厚な牡蠣の味が楽しめます。
瓶から出し、オイルをよく切ってそのまま召し上がれます。またレタス等の野菜の上に載せると見た目もきれいな 一品になります。
また牡蠣のオイルはスパゲティーなどの調味オイルとして使用するとおいしくお召し上がりいただけます
広島かきの特徴
1. 広島の牡蠣類収穫量は全国1位
殻付牡蠣、剥き身を含め広島県は全国の60%を占めています。   
2. 高品質な旨み
広島を流れる河川から流出する豊かな栄養分により、瀬戸内海では牡蠣の餌となる植物プランクトンがよく育ちます。
また、穏やかな波や年間の海水温度の変化が牡蠣の産卵・成長などのリズムにぴったりで、 牡蠣にとって最適な環境で育った広島の牡蠣は 大粒 で 濃厚 な 甘み の高品質なものができます。   
3. 広島かきの安全性
広島の牡蠣は出荷基準も全国一の厳しさです。 貝毒の出荷基準では、日本の厚生省にあたるFDA(アメリカ合衆国連邦政府食品医薬品局)が出荷規制を行う 貝毒検出量は8MU(マウスユニット)なのに対し、広島は4MUと世界基準とされるFDAの2倍の厳しさです。   
4. 栄養豊富な広島かき
「海のミルク」とも呼ばれる牡蠣はその栄養価の高さに注目されています。
三大栄養素であるたんぱく質、脂質、糖質の他に、ビタミンA、B1、B2、カルシウム、リン、鉄、亜鉛など、 たくさんの栄養素が豊富に含まれています。 現代人にとって必要不可欠な鉄や亜鉛の含有量は極めて高く、特に亜鉛の含有量は食品の中で 1番 です。
瀬戸内の豊かな海で育まれた広島かきの美味しさはもちろんのこと、栄養バランスも魅力の一つです。   
5. 広島かきをおいしく
牡蠣の状態を入念にチェックし、最高の状態で水揚げします。   
収穫時期の冬場には、横殴りの雪が吹こうとも、日の出よりも早く水揚げ作業が始まります。
牡蠣名人が水揚げのタイミングを計り、絶好のタイミングで水揚げします。   
こうしておいしい牡蠣をお届けしています。

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